Friday, August 12, 2005

帰国。

家族の帰国はドタバタ。
正午頃、Bambinaパパがニュースを見ていると「British Airwaysがストだ〜!」と言うので、急いでニュースをBBCに切り替える。
なんと、ヒースロー空港が木曜からの2日間ストライキ中。
ジュネーブ空港からヒースロー空港までのフライトは全てキャンセル。ヒースロー空港から東京行きのJALにはこのままでは乗れない!
いそいでManuへSOSの電話を入れる。彼がJALへ連絡を入れ、別ルートの手配を依頼。
こちらは車に飛び乗り、空港まで運転。次の可能なフライトがAir Franceの15時半。これに間に合えば、なんとかなる!
幸いにも、JALのジュネーブオフィスの方とAir Franceの協力でチケット購入無しでパリ経由の帰国便を手配。
その後は、空港内でフランス入国手続きだったのですが、私の家族は言葉がわからないためAir Franchのスタッフが入国審査官に状況を説明。パスポートを持って来ていなかったBambinaですが、イタリアのIDで通してくれました。
それからは荷物の超過が3人で20Kg…という問題が発覚。体重計に乗せて調整していたのですが、やはりヨーロッパ便は厳しい。とは言え、カウンターのマダムがおまけで5kg大目にみてくれたのには感謝。
でも、超過はフランスと日本の双方に適応されるため、結局1kg/100フラン。
航空券が買えるくらいの高額超過料金。これでも3パッケージEMSで送ったんだけどな…。
きちんとした挨拶ができないまま「バイバイ…」無事に帰国しますように。

と、ホッとしたのはつかの間。こんどはフランス領からスイスへ戻らなくては…。
「家族に同行してました。」ってニコッと笑って、第一関門は通過。次はスイス…。入るときに見せたイタリアIDを見せるけど「パスポートを見せなさい」と言われる。「家族を車で送って来ただけだから、パスポート持ってません。」とハッキリ言ってみた。
まさか、空港内で国を移動する事になるなんて誰が思うのよ〜!もともとBAのフライトだったわけで、出発ゲートまでしか見送る予定でなかったんだもん。
あれもこれもBritish Airwaysのストのせいなのだから…。

最終的に、入国審査官はすっごい不機嫌な顔で通してくれ、ジュネーブからの長い道のりを1人運転して帰ってきました。

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