Thursday, August 25, 2005

Augri, Pappy.

Pappy

湖畔でたたずむPappy

今日はイタリアのエンリコパパの誕生日。
2ヶ月前は入院していたパパ…。スイスへ来れるまでに回復して良かった。
週末はスイスで湖畔の散歩を楽しんだパパだけど、あいにくの悪天候で気温が低く、心臓に負担がかかったようで、結局は日曜日にイタリアへ。
エンリコパパは実はアーティスト。今はもう作っていないけど、実家にはいろいろな作品が飾ってあります。

Friday, August 19, 2005


犬の名前でご存知「セント・ベルナルド(バーナード)」の街へ行く列車。
犬の絵がかわいいでしょ?


早朝5時に起床。5時40分に家を出る。
午前6時Vevey発の列車で一路Sionへ向かい、そこからCISALPINOに乗り換え、Milanoへ行く。
なぜこんなに朝が早いのかって?
実は、ブラジル領事館in Milanoへ行くため。
8月初旬にビザ申請をしていて、本来なら2日しかかからないはずなのに、10日もかかると言われ、やっと今日、受取に行ったのです。
日本のパスポートは多くの国で、観光目的のビザは免除されていますが、南米ではブラジルがいまだに観光目的でもビザが必要です。料金はイタリアでの申請で62.50ユーロ。イタリアでの申請にはパスポート、ビザ申請用紙、写真1枚と費用が必要です。
スイスでブラジルビザを申請するには、滞在許可証の提示が必要で、100スイスフランもかかります。実は、こんなに高い費用、日本とロシアだけなんです。
イタリア申請の場合、1回だけの入国ビザでも90日間のマルチエントリーでも値段は同じでした。
私の場合は2回入国する必要があるので、マルチエントリー。
ブラジル入国後に、他の国へ向かう人は黄熱病予防接種が必要になります。今回はブラジルからメキシコに向かうため、もちろん黄熱病予防接種が必要。接種後、黄色い予防接種ノートを受け取りました。ついでにA型肝炎の予防接種も。これは食べ物からウィルスが侵入して、肝臓をダメにしてしまう恐れがあります。
ほとんどの国でこのA型肝炎が発見されています。(日本やヨーロッパ先進国、オーストラリアでは感染外となっています。)
受付のお兄さまは私のことを覚えてくれていて、とても感じが良かったです。
顔と受取用紙をみるなり、「Si, Vene Vene, Aspetta qui.」とすぐに対応してくれ、結局は2分足らずで受取完了。
EU加盟国のパスポート所持者はブラジルビザは必要ないため、先進国パスポート保持者でビザ申請に来るのが珍しかったのでしょう…。
その後は、領事館から徒歩圏内のドゥーモを横切り、お目当てのMandarina Duckのお店へ。
やっと探していた赤色の皮バッグを見つけ、購入。30%offでお買い得でした。
このお店ではある面白い発見をしました。なんと皮のお手入れにあの「Niveaのクリーム(缶入り)」を使うのです。
私が「皮に傷があるし、汚れてない?」と言うと、「ちょっと待って〜」と店員さんが奥から出して来たのはNiveaの缶。
「え?」と半信半疑だったのですが、これがあら不思議。きれいになるのです。

ショッピング後は12時にMilano駅でイタリアの両親と待ち合わせ。
駅から一緒にVeveyへ列車で戻ってきました。
Manuパパは長い間イタリアから出ていなかったので、この旅を楽しみにしていた様子。
veveyに到着するまでの3時間半、ずっとおしゃべりをして過ごしました。

夜はキャンピングカーで先に到着していた義理姉達といっしょに★★★★★のホテルレストランでおいしい料理に舌鼓。
最後のデザートまで本当においしく頂きました。
先週、このホテルに泊まって同じようにレストランで食事をしたのですが、土曜日で超大忙しの日だったので、サービスが今イチでした、が…、今日は金曜だったこともあり、前回以上に素晴らしいサービス。
最後のコーヒーには一緒にホワイトチョコのおいしいデザートも出してくれました。
結婚式の準備でとてもお世話になった姉カップルへのお礼もあったので、アニバーサリープランを二人にプレゼントしたのですが、これが素晴らしいパッケージ。
湖側のお部屋で、到着時のウェルカムシャンパン、お部屋にはフルーツの盛り合わせ、100%フルーツのゼリー盛り合わせ、しかもSurpriseルームサービスも途中でやって来るのです。
それから、ディナーフルコース、ケーキのサービス(丸々1ホールの大きなおいしいケーキ)も付いてきました。しかも、余ったケーキは部屋に持って帰ってもいいし、翌日の朝食時に出してもらう事も可能。
それから、VeveyやMontreuxの博物館などの割引券とバスのタダ券も付いてきます。
もちろんホテルのプール、サウナなどもフリーパス。
外出時にはメイドさんがお部屋をきれいにしてくれて、就寝準備も整えてくれます。
そして、枕元には金色のメダルチョコが添えられる心配り。
さすが★が5つなだけあります。ちなみにお値段は250フラン/お一人様。
家族6人、大大大満足のディナーでした。(本当におすすめです!)Hotel Trois Couronnes-Vevey
ちなみに、姉カップルはVeveyへ来るまでこのsurprise presentのことは知らず、「駐車場よ」と言って案内されたのがこのホテルだったのでとっても驚いていました。

というわけで、今日は早朝からイタリアでの時間を楽しみ、午後はスイスの時間を楽しむ…。
これが可能だということを証明できました。

では、睡眠不足にならないように床につきます。

Wednesday, August 17, 2005

Dear Friends.

 皆様、結婚のお祝いメッセージを送っていただき、本当にありがとうございました。
 Thanks for your warm messages for our wedding.
 
 各方々へお礼のお返事もいたしませんで、失礼いたしました。
We are sorry for not beeing able to reply to you.

 現在、南米出発に向けての準備と、挙式後のいろいろな仕事に追われる日々でございます。
Now, we are busy with getting ready for our departure to South America.

 落ち着き次第、皆様へはきちんとご挨拶をさせていただきたいと存じます。
We would like to send more greetings to you as soon as we settled.

 なお、今回は私共の挙式の様子をブログにまとめておりますので、ぜひお立ち寄りくださいませ。
However, we posted our wedding photos on our blog site.

 アドレスは

  • http://weddingitaly.blogspot.com
  • でございます。(クリックでリンク先へジャンプします。)

    The site is;
  • http://weddingitaly.blogspot.com


  •  

    Monday, August 15, 2005

    拝啓 野口英世さま。



    野口英世さま

    拝啓

    幼少の頃に貴方さまの伝記を何度も読み返していました。
    黄熱病の研究を身を張って続けられた功績は、全世界が今でも讃えている偉業でございます。

    日本で暮らしていたころは、貴方さまの研究された黄熱病はアフリカや南米の遠い存在に思っておりましたが、本日、貴方さまの偉業を体験することとなりました。

    ついに黄熱病のワクチンを接種したのでございます。

    私の右腕に貴方さまの努力の結晶が植わっております。

    スイスにいれば黄熱病は関係ないのですが、ブラジルへ渡航しその後メキシコへも参りますため、ワクチン接種が必要となりました。

    貴方さまのおかげで、黄熱病を恐れる事なく、旅立つことができそうです。

    かしこ
    Bambina

    追伸:
    私の左腕にはA型肝炎ワクチンが植わっております。
    筋肉注射なので、痛いです。

    Sunday, August 14, 2005

    Weekend in Vevey.

    結婚式やら引っ越しの準備やらでクタクタのBambini達。
    Manuの提案はパリの姪っ子の所へ行かない?…だった。そんなクタクタの私に旅をさせないで…と思ったので、冗談まじりで、
    「ゆっくりしたな〜。なんならお★様5つのTrois Couronnes で贅沢な週末過ごさない〜?Honey Moonはもういらないから…」と言ってみた。
    すると、「you are smart! yes! do it!」とあっさり快諾。
    私のspaチケットもあるし、いっしょにmassage treatmentも予約しちゃえ!
    というわけで、土日はホテルのspaと芝生で時間を過ごすこととなった。

    PICT0237

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    皆さま、お元気ですか?こちらは相変わらず元気です。

    PICT0233
    家から見える空も同じだけど、今日はリゾートっぽい空に見える。

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    2週間後はブラジルを経てメキシコへ。そしていよいよ憧れの地「チリ」で暮らすのよ〜。
    (注:短期プロジェクトなので11月中旬にはスイスへ戻って来ます。)

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    このホテルのレストランは今まで頂いた料理の中でもかなりトップにくるくらい美味しい!
    ソムリエのマダムも素晴らしいサービス。
    ただ、席を2回も動かされたのには納得いかない。
    どうやら、常連客が大勢いたようで、私たち<常連客の不等号が成立していたようだ。
    それでも、私たちは予約時に湖畔側とは言わずに予約したのだけれど、湖畔側の良い席に案内されてlucky。

    ちなみに、ホテルの隣にあるVeveyのmuseumにはレストランが併設。実はこのレストラン「ミシュランガイドブック」の「2つ★星」なんです。ずっと知らなかった…。
    お味は次回のお楽しみ。

    ここからは週末Veveyのスナップショットをご紹介。
    PICT0230
    アルプスですね〜。


    PICT0239
    8月19、20、21日とVeveyで開かれるストリート芸術祭りに向けて、街中にはオリジナルアートが溢れています。


    PICT0240
    Veveyの街の入り口の目印。花できれいに飾られたクジャクさんに会えます。
    ちなみに後ろの建物はNestle Swiss( Veveyにはネスレ・スイスーネスレ・ジャパンって感じ。とネスレ・世界本社があって、これは前者の方。)

    PICT0244

    いつも気になるペンキ屋さんのディスプレー。
    ペンキ塗りの道具が洋服に早変わり!?

    Saturday, August 13, 2005

    Cailler Nestle.

    日本の家族がスイスへ来ている時に、連れて行って喜んでくれた所。
    それは「Cailler Nestle」のチョコレート工場見学。
    Bambinaも初めての体験。
    工場につくとすぐにチョコレートの甘い香りが漂う。
    チョコレートテイスティングもあって、観光のみならずチョコレート大好きな人にはおすすめスポットです。
    If you love chocolate, you have to visit "Cailler Nestle" factory.
    You can try Chocolate tasting, too.

    Link:
    Cailler Nestle visit the factory

    Friday, August 12, 2005

    帰国。

    家族の帰国はドタバタ。
    正午頃、Bambinaパパがニュースを見ていると「British Airwaysがストだ〜!」と言うので、急いでニュースをBBCに切り替える。
    なんと、ヒースロー空港が木曜からの2日間ストライキ中。
    ジュネーブ空港からヒースロー空港までのフライトは全てキャンセル。ヒースロー空港から東京行きのJALにはこのままでは乗れない!
    いそいでManuへSOSの電話を入れる。彼がJALへ連絡を入れ、別ルートの手配を依頼。
    こちらは車に飛び乗り、空港まで運転。次の可能なフライトがAir Franceの15時半。これに間に合えば、なんとかなる!
    幸いにも、JALのジュネーブオフィスの方とAir Franceの協力でチケット購入無しでパリ経由の帰国便を手配。
    その後は、空港内でフランス入国手続きだったのですが、私の家族は言葉がわからないためAir Franchのスタッフが入国審査官に状況を説明。パスポートを持って来ていなかったBambinaですが、イタリアのIDで通してくれました。
    それからは荷物の超過が3人で20Kg…という問題が発覚。体重計に乗せて調整していたのですが、やはりヨーロッパ便は厳しい。とは言え、カウンターのマダムがおまけで5kg大目にみてくれたのには感謝。
    でも、超過はフランスと日本の双方に適応されるため、結局1kg/100フラン。
    航空券が買えるくらいの高額超過料金。これでも3パッケージEMSで送ったんだけどな…。
    きちんとした挨拶ができないまま「バイバイ…」無事に帰国しますように。

    と、ホッとしたのはつかの間。こんどはフランス領からスイスへ戻らなくては…。
    「家族に同行してました。」ってニコッと笑って、第一関門は通過。次はスイス…。入るときに見せたイタリアIDを見せるけど「パスポートを見せなさい」と言われる。「家族を車で送って来ただけだから、パスポート持ってません。」とハッキリ言ってみた。
    まさか、空港内で国を移動する事になるなんて誰が思うのよ〜!もともとBAのフライトだったわけで、出発ゲートまでしか見送る予定でなかったんだもん。
    あれもこれもBritish Airwaysのストのせいなのだから…。

    最終的に、入国審査官はすっごい不機嫌な顔で通してくれ、ジュネーブからの長い道のりを1人運転して帰ってきました。

    ただいまです。

    スイスではレンタカーで家族を案内。
    初めてのスイス運転でしたが、かなり運転しやすい道路環境だと思います。
    国際免許証は切れているのですが、アメリカの運転免許証がまだ有効だったので、それを使っています。
    ちなみに、日本の運転免許証でも有効なのですが、こちらの警官やレンタカー会社が漢字表記を理解できないので、多国語表記のある国際免許証が必要なのです。

    PICT0219
    Gruyeresの城下町(?)お土産ショップやレストランで賑やかです。
    ここのソフトクリームがとってもおいしかった〜。

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    ご夫婦の写真を撮ってあげるBambinaママ。