Friday, August 19, 2005


犬の名前でご存知「セント・ベルナルド(バーナード)」の街へ行く列車。
犬の絵がかわいいでしょ?


早朝5時に起床。5時40分に家を出る。
午前6時Vevey発の列車で一路Sionへ向かい、そこからCISALPINOに乗り換え、Milanoへ行く。
なぜこんなに朝が早いのかって?
実は、ブラジル領事館in Milanoへ行くため。
8月初旬にビザ申請をしていて、本来なら2日しかかからないはずなのに、10日もかかると言われ、やっと今日、受取に行ったのです。
日本のパスポートは多くの国で、観光目的のビザは免除されていますが、南米ではブラジルがいまだに観光目的でもビザが必要です。料金はイタリアでの申請で62.50ユーロ。イタリアでの申請にはパスポート、ビザ申請用紙、写真1枚と費用が必要です。
スイスでブラジルビザを申請するには、滞在許可証の提示が必要で、100スイスフランもかかります。実は、こんなに高い費用、日本とロシアだけなんです。
イタリア申請の場合、1回だけの入国ビザでも90日間のマルチエントリーでも値段は同じでした。
私の場合は2回入国する必要があるので、マルチエントリー。
ブラジル入国後に、他の国へ向かう人は黄熱病予防接種が必要になります。今回はブラジルからメキシコに向かうため、もちろん黄熱病予防接種が必要。接種後、黄色い予防接種ノートを受け取りました。ついでにA型肝炎の予防接種も。これは食べ物からウィルスが侵入して、肝臓をダメにしてしまう恐れがあります。
ほとんどの国でこのA型肝炎が発見されています。(日本やヨーロッパ先進国、オーストラリアでは感染外となっています。)
受付のお兄さまは私のことを覚えてくれていて、とても感じが良かったです。
顔と受取用紙をみるなり、「Si, Vene Vene, Aspetta qui.」とすぐに対応してくれ、結局は2分足らずで受取完了。
EU加盟国のパスポート所持者はブラジルビザは必要ないため、先進国パスポート保持者でビザ申請に来るのが珍しかったのでしょう…。
その後は、領事館から徒歩圏内のドゥーモを横切り、お目当てのMandarina Duckのお店へ。
やっと探していた赤色の皮バッグを見つけ、購入。30%offでお買い得でした。
このお店ではある面白い発見をしました。なんと皮のお手入れにあの「Niveaのクリーム(缶入り)」を使うのです。
私が「皮に傷があるし、汚れてない?」と言うと、「ちょっと待って〜」と店員さんが奥から出して来たのはNiveaの缶。
「え?」と半信半疑だったのですが、これがあら不思議。きれいになるのです。

ショッピング後は12時にMilano駅でイタリアの両親と待ち合わせ。
駅から一緒にVeveyへ列車で戻ってきました。
Manuパパは長い間イタリアから出ていなかったので、この旅を楽しみにしていた様子。
veveyに到着するまでの3時間半、ずっとおしゃべりをして過ごしました。

夜はキャンピングカーで先に到着していた義理姉達といっしょに★★★★★のホテルレストランでおいしい料理に舌鼓。
最後のデザートまで本当においしく頂きました。
先週、このホテルに泊まって同じようにレストランで食事をしたのですが、土曜日で超大忙しの日だったので、サービスが今イチでした、が…、今日は金曜だったこともあり、前回以上に素晴らしいサービス。
最後のコーヒーには一緒にホワイトチョコのおいしいデザートも出してくれました。
結婚式の準備でとてもお世話になった姉カップルへのお礼もあったので、アニバーサリープランを二人にプレゼントしたのですが、これが素晴らしいパッケージ。
湖側のお部屋で、到着時のウェルカムシャンパン、お部屋にはフルーツの盛り合わせ、100%フルーツのゼリー盛り合わせ、しかもSurpriseルームサービスも途中でやって来るのです。
それから、ディナーフルコース、ケーキのサービス(丸々1ホールの大きなおいしいケーキ)も付いてきました。しかも、余ったケーキは部屋に持って帰ってもいいし、翌日の朝食時に出してもらう事も可能。
それから、VeveyやMontreuxの博物館などの割引券とバスのタダ券も付いてきます。
もちろんホテルのプール、サウナなどもフリーパス。
外出時にはメイドさんがお部屋をきれいにしてくれて、就寝準備も整えてくれます。
そして、枕元には金色のメダルチョコが添えられる心配り。
さすが★が5つなだけあります。ちなみにお値段は250フラン/お一人様。
家族6人、大大大満足のディナーでした。(本当におすすめです!)Hotel Trois Couronnes-Vevey
ちなみに、姉カップルはVeveyへ来るまでこのsurprise presentのことは知らず、「駐車場よ」と言って案内されたのがこのホテルだったのでとっても驚いていました。

というわけで、今日は早朝からイタリアでの時間を楽しみ、午後はスイスの時間を楽しむ…。
これが可能だということを証明できました。

では、睡眠不足にならないように床につきます。

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