Wednesday, June 29, 2005

Vita Sante Viona. 自然食品しょっぷ。


Av. Paul Ceresole(アクセントマークはずしてます。)

度々このブログでも紹介していたBIO SHOP。自然食品(有機栽培、無農薬栽培)を良く使うBambinaにとって、世界の各地でなくてはならない存在です。

今日は豆腐を買うつもりで行ったのですが、目に飛び込んで来たのは『テンペ』。
ご存知の方も多いと思いますが、『テンペ』はインドネシアの納豆…のようなもの。大豆を腐らせた食品ですが、日本の納豆と違って臭みもないし、固めてあるので料理の使い勝手も随分広げることができると思います。
最近、日本でもイソフラボン効果の高い食品として注目を集めていますね。

"BIO"テンペはお値段がはりますが、BIO BIO BIO....イソフラボン イソフラボン とつぶやいて、購入。
ちなみにお値段は7.30フランです。

先日は醤油、醤油、醤油…とつぶやきながらスーパーを廻ったのですが、どこも置いているのは某K萬醤油。
K萬醤油がメジャーなのは分かるのですが、どうも塩辛くて人工的な味にしか思えないので、手がのびませんでした。
そんな時「BIOしょっぷにあったわね〜」と思い出し、足を運んだのです。

Bambina: 「今日は醤油を買いに来ました。おすすめはどれですか?」

オーナー:「醤油ね。それなら、これがいいよ。」

と、すすめてくれたのは『BIO TAMARI』DANIVAL というメーカーが作っています。

Bambina:「塩辛かったり、濃いすぎたりしませんか?」

オーナー:「全然、これは昔ながらの醤油の製法でつくられているからおいしいよ。」

『昔ながらの醤油の製法!!!』この一言に惹かれて買いました。お値段は13.90フラン。
でも、オーナーって醤油の味って知ってるのかな…?

K萬ならその何分の1の値段で売ってるけど、味とクオリティーは値段には変えられない…といつもの言い訳で買いました。

で、今日はその醤油を使ってテンペのピリ辛揚げを作るのです。
味見した醤油…「おいしか〜!」(久しぶりに博多弁を使いたい気分。)
日本で売ってる安い醤油より全然おいしい〜。
味も柔らかくて、辛くないし、どんなお食事にでも合いそう。「たまり醤油」だけあるな、と納得。

実は、おいしいお醤油はフランスのBIOしょっぷでも発見したことがあります。
パリ市内ではよく見かけたので、チェーンだと思います。(名前を忘れました…。)
私が通っていたのはバスティーユ広場からちょっと入った所。有名なタイ料理レストラン「ブルーエレファント・パリ」"Blue Elephant Paris": rue de la Roquette と同じ通りにあります。
(ちなみに、このBlue Elephantの料理はとってもおいしい!辛さはさほどでもないけど、上品で盛りつけも素敵でした。そして、店内の装飾がとっても凝っていて、パリにいることさえも忘れそう…)

それから、モンマルトルの近くにも同じBIOのお店がありました。
これらのBIOチェーンしょっぷで取り扱っているお豆腐もおいしかったですよ。

このVeveyのBIOしょっぷでは、食料品以外にもお化粧品、お薬、日用品なども揃えてあります。
オーナーは英語 フランス語 ドイツ語 イタリア語 が話せます。

Monday, June 27, 2005

参考:国際結婚の手続き。Process for your marriage.

久しぶりに一人の夜。ネットで国際結婚についていろいろ読んでみました。 昨年は年明け早々から、書類の手続きについてせっせと情報を読んでいました。
今日、再び以前読んだことのあるページ等に目を通してみました。イタリア人とイタリアで結婚する例は簡単に発見できるようですね…。
じゃ、イタリア人と日本で結婚する時の手続きって?という人のために記憶を出来るだけたどってみましょう。(イタリア人と日本人のカップルだけでなく、欧米のほとんどの国々の出身者の方との入籍でも同
じプロセスになると思います。)

注意事項)・今回のケースは「イタリアに住むイタリア人と日本に住む日本人とが、日本で入
      籍をする」
場合です。(日本在住中のイタリア人の方は在日イタリア領事館へお
      問い合わせください。)
     ・記憶に頼っての話なので参考程度にご覧になって下さい。
     ・正確な手続きについては各管轄役所にその都度問い合わせをしてください。
      (相手の国籍によって書類などが変わります。)
     ・日本は近年のお役所仕事の向上により、比較的スムーズに進むことが多いです
      が、イタリア側はお役所仕事は日本に比べ後進国で、時間も手間もかかるようで
      す。
      時間的余裕と「心」の余裕をもって準備をしてください。
     

最終的には以下の書類を日本の役所に提出します。
1.婚姻届
2.戸籍謄本(日本人の方)
3.パスポート(外国籍の方)コピーもね。
4.婚姻要件具備証明書(外国籍の方)
 (ただし、これは日本での呼び方で、外国籍の方については『出生証明書』『独身証明書』『住民登録書』などがこれにかわります。イタリアでは裁判所に出向いて独身である証明の宣
 誓手続きなどが必要になるそうです。)
5. 上記4.の書類の翻訳(翻訳者のサインと印鑑をつくこと)

と、提出書類は案外シンプルなのですが、それらの書類を揃えるのが面倒かも…。では、それぞれを見てみましょう。

  1.日本人のあなたがすること。

ー 戸籍謄本を取り寄せと翻訳
  本籍のある市役所で発行してもらいます。私の場合はすべて郵送で行いました。

ー 婚姻要件具備証明書の準備と翻訳/外務省でアポスティーユもらってください。
  日本での婚姻では必要ないのですが、イタリアの相手側の手続きのために必要でした。
  この書類はお住まいの地区を管轄する法務局で発行してくれます。
  私の場合は仕事が忙しかったので、郵送で手続きしました。
  法務局に電話で問い合わせをして、必要な書類や郵送方法を教えてもらいました。


ー 住民票の取得と翻訳
  やはりイタリア側に提出するために必要だったような…。

基本は日本国籍者は戸籍謄本と身分証明書、婚姻届の準備だけなのですが、イタリアの相手がイタリア国内で準備をするための書類が付加されると思います。
またすべての書類を翻訳し、イタリアでも使えるようにしました。

  2.イタリア人の方がすること

ー出生証明書、住民登録証明、独身証明書の発行
 これらは書類によって役所が異なるので要注意。また、独身宣誓のため裁判所へ向かう必要
 もあり。
 また、公示期間がひつようなため2週間は余裕をみること。
 公示期間とは役所の掲示板に「○○さんと○○さんが結婚します。異議のもうしたてを受け
 付けます。」
 という張り紙がされます。
 お二人の結婚に異議申し立てがなければ、必要な書類が発行されます。

 イタリアの相手の方にはくれぐれも、その都度詳細を役所で確認するように伝えてくださ
 い。

ーパスポートの準備
 コピーもとっておきましょう。

準備する書類はこんなものだったと思います。
ただし、双方の書類のやり取りがとても重要です。書類が足りずに、来日が無駄になった…なんて悲惨なことにならないように、念には念を入れて役所に確認をとりましょう。
私たちの場合はPDFファイルに取り込んで、パソコンでやりとりしたので、準備期間がかなり短くできました。
また、イタリア語の翻訳については イタリア語→英語→日本語 自分達で行いました。

書類が揃って、相手の方が日本へ来てくれれば後は保証人2名をたて、署名・捺印をしてもらった婚姻届と準備した書類をもってお住まいの役所へ提出することになります。
私達の保証人はBambinaの両親にお願いしました。
また法務局、区役所の担当者の人たちがとても親切で、Bambinaの場合はとてもスムーズに手続きがすすみました。
婚姻届提出のために私たちが出向いた、福岡のある区役所の担当職員の方はとても親切で、融通の利く方だったので、待ち時間も入れて婚姻届出証明書の発行まで30分程度で完了。
本籍地の役所まで連絡を入れて、新たに独立した本籍をつくるための確認まで全部してくれました。

(戸籍について)
婚姻が成立することで、あなたの戸籍は家族の戸籍から離れ、独立したものがつくられます。
戸籍の場所は現在の居住地、従来通りの戸籍地のどちらかを選べます。Bambinaは従来通りの戸籍地を選びました。
外国籍の人との婚姻については「○○国の○名前○と婚姻」てな感じで記録が戸籍に入ります。
パートナーは戸籍には登録されません。
子供が日本国籍に入るまでは「あなた」が戸籍の筆頭者で記載される名前は「あなた一人」です。

(氏名について)
外国籍の人との婚姻については別姓も認められています。
外国籍の姓を名乗るのであれば、婚姻届日より6ヶ月以内に変更の届け出をしなければなりません。
もちろん、婚姻届提出と同時の手続きも可能です。
6ヶ月経過以降の姓の変更には家庭裁判所への出頭が必要となり、正当な理由を述べる必要があります。

(余談…)
Bambinaの場合、個人的な意思もあり姓を変更しませんでした。(だって、生まれてからずっと、この名前なんだから、変更する必要はないと思うんです。)
また、仕事で金融関係に携わっているといろいろと面倒な法律があって、戸籍通りの氏名を仕事でも登録・使用しなければ罰せられる…という法律があるんです。
という理由で婚姻届出後もイタリアと日本で別居し、仕事を続けたので氏名変更しない方が都合がよかったのです。
また、幸運にもイタリア(ミラノ)では夫婦別姓が当たり前のようで、問題無し!

でも、スイスに来てからは学校の先生、病院の先生にパートナーがイタリア人だと話すと
「え、でも名字がイタリアの名前じゃないよ?」
と言われることが多いのです…。
そんな時は「私は私の名前を使うの!」と言います。

さて、日本の手続きが完了したら、イタリア領事館へ婚姻届出受理証明書を送付しなければなりません。
送付すると、領事館からイタリアの相手の居住地へ書類が転送され、婚姻した旨が記録されます。
この手続きをしなければ、日本人のあなたがイタリアへ移って暮らそうとしても家族ビザも滞在許可証ももらえません。
また、自分だけ結婚していて、相手は自分の国でまだ独身のまま…という状況が発生することにもなります。(これには難しい法律用語がありましたが、忘れました。)
領事館へ送付する書類には鉛筆でフリガナをうっておいてください。
(在日イタリア領事館へ確認してください。参考:在日イタリア大使館・領事館/結婚手続きについて

という流れになります。

正直なことを言うと、BambinaはManuに全部指示を受けて動いたので、あまり大変な思いをしていないのです。そのためプロセスも今日の今日まで98%忘れていました。
しかし、きっとBambinaが「のほほ〜ん」としている今、日本のどこかでイタリア人と日本で結婚するんだー!と情報を探している人がいるかも…と思って一生懸命思い出してみました。

さて、ここで違う流れのお話もしておきましょう。
私たちは入籍後、別居を続け4・5ヶ月後にパリで生活をはじめました。
そこでEUレジデンスとなるべく、パリでフランス滞在許可証を取得する準備を始めました。
役所で受け取った「婚姻届出証明書」を公認翻訳事務所へ送って、翻訳してもらいその翻訳書と婚姻届出証明書を外務省へ送付。アポスティーユを発行してもらいます。
アポスティーユが無いと、公的書類として認められないからです。

後は、フランスの住民登録手続きの手順を踏みます。(これまた長い時間警察署の外で待って、書類を受け付けてもらって、不備がなければ3ヶ月後に健康診断などの手続きと面接…などなど)

そして時は流れ、結局パリに1ヶ月滞在したら神戸に転勤。
神戸にいる間にイタリアの家族同行ビザを取っておこう!ということになり、大阪のイタリア領事館へ。
提出した翌日には「ビザ出来ましたよ〜」って連絡が入り、思わぬ早さにビックリでした。
(注意:学生ビザ、シュンゲン協定国以外の国籍者のビザをはじめ、いろいろと手間のかかる場合の方が多いのが当たり前だそうです。)
365日のマルチエントリービザが発行されました。このビザのおかげでイタリアの住民登録、スイスへの通関などでいろいろ助かっています。

ついでだから…
   3.イタリアでの住民登録ーBambinaの場合
2004年の年越しぎりぎり前に、パートナーの住所がある警察署へ住民登録のための手続きへ出向く。
当然、1回では終わらない。
まずは午後1時から1時30分の30分間の間に管轄の警察署へ出向き、「書類手続きをするための予約」を入れる。
予約日時を指定されるので、その指定日に必要書類を持って参上。

ー住民登録申請用紙(警察署でもらってください)
ー居住する場所の証明書(家の所有者が違う人なら、その人の署名が必要)
ーパスポートのコピー(写真のページ、入国スタンプのページ、ビザのページ)
ー証明写真(3〜4枚)
ーイタリアの役所で相手の婚姻証明書ももらっておきましょう。
ー相手の身分証明書

きっと、これ以外にも「この書類がない、あの書類がない」と注文を付けられる人もいるでしょう…。
幸運にも私の場合は1回半でパス。半…の部分は居住する家の所有者が義理姉名義だったので、家にもどってサインしてもらうことになったためです。


問題なく受理されれば、
ー手に黒インクをつけられ、両手の指紋をとられます。
 すごい勢いでベターっと付けられます。小学校の時にしていた「版画」を思い出すのよね…。

この黒インクの歓迎を受ければ、手続きは終了。お家へ帰れます。

そして、突然…警察官が自宅へやって来るのです。
そう、移民政策が厳しくなったイタリアではあらゆる「偽装」を防ぐために個別訪問をしてチェックしているのです。
Bambinaの場合、ちょうどスイスにいた時に警察官の訪問があり、お姉ちゃんが「彼女は今バカンス中で来週しかもどらないわよ〜」と話をつけてくれ、警察官の訪問予約を取り付けてくれました。
だけど、この日は実際に家の中に入り、お部屋のチェックまでして帰ったそうです。もちろんこれは「偽装」していないか、他に違法滞在者などがいないかなどの合法行為です。

翌週、予定通りに警察官は家へやって来ましたが、私とは「ボンジョルノ」と一言話しただけで、あとはお姉ちゃんと会話、せっせと書類を書いて次の訪問先へ行っちゃいました。
しかも、「必要な書類を忘れた!」と警察官のセニョール…。仕方ないから、と私の情報書類の裏紙にいろいろ書き込んでいました…。

そして待つこと5ヶ月半。無事に5年有効の滞在許可証を取得しました。
後は市役所でIDカードを発行してもらってください。

長くなりましたが、これから諸手続きをされる方、くれぐれも気を長く持ってください。
それぞれのケースによって、かかる時間も書類も全部変わると思いますが、お互いの協力なしでは成立しない手続きだということを肝に銘じて、とりかかってください。

    

All day in Vevey.

There are some artistic works in Vevey Old Down-Town.
Veveyの街に隠れるアートな壁たち。





ザリガニさん?



Originally uploaded by Bambina Geisha.


What a clear water! @ Lake Leman
レマン湖の透き通った湖水…
まるでそこに水が存在しないかのよう…



Originally uploaded by Bambina Geisha.


Go through the little pass...it is connected to the lake side from Old Down Town, Vevey.
湖へ続く裏道。



Originally uploaded by Bambina Geisha.
Old Down Town In Vevey.
Shops are closed Monday morning, so it was very quiet.
Veveyの中心街はどこかと聞かれると返答に困るのです…なぜなら、駅前にスーパーなどがあるのですが、古い街並のならぶ中心部はそこからちょっと離れたところ。
いずれにしても湖沿いからひょいっと入り込んでください。

All day in Vevey.



Originally uploaded by Bambina Geisha.
If you want to meet her, come to Place du Marche in Vevey!
これはVeveyにはこんなチャーミングな女性がいますよ〜という広告でしょうか?
意図はさておき、お気に入りの公共広告です。
この女性にお会いしたい方はVeveyのPlace du Marche へお越し下さい。ちなみに火曜日と土曜日の午前は市場が開かれます。

FIORIST. お花屋さん。


「かわいい〜」と言わずにはいられません…。Their arrangemnets are very creative.

こんな感じのアレンジがパーティのテーブルに並ぶ予定。This type of arrangements will be on tables.

ショップの中もとても素敵です。In side of the shop is also cool.


日 本の結婚準備…と言えば大きなホテルや結婚式専門のオフィスに足を運んで、ドレスから会場、お花、チャペル、引き出物…とほとんど1カ所でアレンジが済む ようですが(ちなみに持ち込みすると、料金がアップするそうです。)、イタリア(おそらく欧米はすべてだと思います。)は全部が独立しているので、日本の ようには行きません。
すべて自分たちで探して交渉します。小さなふるまい菓子から贈り物、フラワーアレンジ、ドレス、靴、下着、パーティー用レストラン、車、音楽…と何から何まで知恵を振り絞って探し、値段交渉!
お客さんの要望を納得いくまで聞いてくれるお店もあれば、要望よりお店の都合でいろいろ決めるところなど、日本の結婚サービス業界とはまったく異なる世界です。

日曜日の午前に訪れたこのお花屋さん。イタリア・ベルガモからさらに車で20分移動した小さな町にあります。
最初は「こんな田舎にあるお店って、どんなところ…?」と心配だったのですが、お店の入り口に来ればそんな心配は無用!とってもセンスの良いアレンジが並び、迎えてくれたのはとても素敵なオーナー夫婦。
若い二人のセンスが光り、お店のお花がキラキラ輝いて見えました。
パソコンでこれまでの挙式・パーティでアレンジした実例を見ながら、私たちのイメージするアレンジを細かく検討してくださいます。

他に訪れたお花屋さんは、とってもぶっきらぼうで、値段もとても高く、ラッフィお姉ちゃんはとても不満だったらしく、今回この新しい素敵なショップを探してくれました。

オーナー夫婦のセンスはお店に入れば一目瞭然。このショップなら安心してお願いできるとマヌも感じたようです。

話し方がおっとりしたオーナー夫婦。地元のお客様の名前は全部覚えているらしく、出入りするお客様の顔をみるなり「アン、今日はどんなお花をお探しかしら?」と、いままで聞いたことのないとってもやさしい、柔らかいイタリア語で会話。
思わず「あ〜うるさいイタリア語だけじゃないんだ…、こんな話し方をしよう。」と密かに思ったりしたのです。
奥さんのエリカさんはお客様の注文を聞くと、ほんの5分程度で素敵なアレンジメントを作っちゃいました。
お店にいる間、何人かのお客様が花束やアレンジを買って行きましたが、どれを見ても素敵素敵素敵!
こんなアレンジ、私も欲しい〜と思えます。

長居して挙式・パーティー用アレンジを話し合った後は、写真のアレンジメントを入院中のパパに買って帰りました。

Fioreria Signori Erica
Via. Garibaldi,7
24027 Nembro (Bergamo)

Saturday, June 25, 2005

いってらっしゃい!Bon Voyage!

親友のManumiちゃんが、いよいよオーストラリア留学に出発です!
彼女は大学時代からの親友。卒業しても週末ごとに熊本から福岡に遊びに来てくれていました。
Bambinaが日本からパリへ引っ越すときも、お休みを使って引っ越しのお手伝いに来てくれたりと、いつも心強い存在の彼女。
今回は、彼女の旅立ち。出発前に「いってらっしゃい」の一言が言いたくて、自宅へ電話を入れました。
ひさしぶりに聞いた彼女の声は弾んでいて、新たな人生の第一歩が彼女を輝かせているようにも感じました。
日本でのキャリアを5年積み、そして更なるステップアップを目指す彼女の前向きな姿に、いつも感銘しています。

そんな素敵なMasumiちゃんは、私がアメリカ留学をする年(6年前だ〜)の誕生日にある絵のプレゼントをくれました。
黄色地のキャンバスにかわいらしい鳥の絵。そして添えられた言葉が…
「飛ぶなら 今 かな…」
私の旅立ちに思いを込めたプレゼントに感動しました。
その絵は、昨年まで私の手元にあり、いつもその絵を見るたびに「いつか再び 飛び立つ時が くるはず…」と思って日本での生活を送っていました。
そんなBambinaは昨年、バタバタを日本を飛び立ちました…
そして、引っ越しの手伝いに来てくれたMasumiちゃんへ「今度はMasumiちゃんが『飛ぶなら 今 かな』だよ」とその絵を手渡しました。
オーストラリアでの新たな生活を計画していた彼女へ「飛び立ち」のプレゼント。今回はBambinaの持っていた天使の羽根つきで…。
Masumiちゃん、 Bon Voyage & Bonne de la Chance

Friday, June 24, 2005

神戸にて。KOBE


神戸にて。KOBE

Originally uploaded by Bambina Geisha.

パソコンには2002年に初めてデジカメを購入したとき以降の写真が、膨大な数となって保存されています。
そんな中のあるショット…。昨年、神戸に住んでいる時、三宮駅裏にある赤ちょうちんがならぶ小さな路地で撮影しました。
おいちゃん達が楽しそうに集っていたので、思わずパチっ。

居酒屋とか角打ちみたいに気楽に入れる場所がたくさんあるのは、日本の大好きなところ。Manuも居酒屋・焼き鳥などが大好きで、時々スイスでも日本の食文化を恋しがっています…。

おいしいね。Buono.


les plats.

Originally uploaded by Bambina Geisha.

フランス語のセカンドセメスターが今日で終了。締めくくりとしてアリアンス・フランセーズの練習問題に初めて挑戦。(英検のような感じ。)
特に大学へいくつもりはないし、英語ほどの必要性を感じていないので、今後試験をうけることもないと思いますが…。
たまにはテストを受けて、頭の回転を良くしないと、だんだん脳の働きがにぶくなるような気がしました…。

さて、テストの後は恒例の全生徒が集まって、ちょっとした親睦会。
みんな1品ずつ持ち寄って、いろいろな国の料理を楽しむひと時です。
私は例外無く「寿司」。でも、生徒の中で「巻き寿司」を知っている人は少なかったです…。ただ一人ベルナデットはさすがに日本移民の多いブラジル出身なので、日本料理を食べる機会が多かったらしく、巻き寿司を見て「あ〜これ大好きなのよ。ブラジルでもよく食べてたの〜」と喜んでくれました。
ほかにもいろいろな食べ物がならんで、お腹いっぱい。
ちなみに、「しょうが」は大人気でした。Veveyのスーパー「Manor」では寿司の「ショウガ漬け」を売っています。今度は日本の母からレシピを聞いて、手作りに挑戦!

Thursday, June 23, 2005

Lake Leman


Lake Leman

Originally uploaded by Bambina Geisha.


今日もヴヴェイは暑い1日でした。湿気は日本ほどではないけれど、直射日光の強さは標高の高さも影響しているのでしょうか。
皮膚科医によれば、ここ数年のスイス人の皮膚がん発症率は急激に増えていて、無理に日焼けをしないようにニュースでも呼びかけています。
しかしながら、レマン湖畔では老若男女問わずビーチさながらの人出です。
子供達は公園内にある円形プールで朝から思いっきりはしゃいでいます。
オゾン層の破壊がすすんでいることは皆さんご存知でしょうが、知らないうちに自分の皮膚細胞が破壊されている…可能性が高いですから、くれぐれも無理な日焼けにはご用心。
と、言っている私は毎日の家と街の中心部を行ったり来たりするだけですが、とっくに日焼け完了。
しかも西向きの我が家は午後2時以降は、お陽さまいっぱい…。
夕食準備どきの午後6時ともなれば、キッチンの窓から
直射日光がまともに入って来ます…。
サングラスをはめて料理をしようか…と思うほどです。
日焼けはお肌の老化をすすめます。私の通うエステの受付のお姉様も『夏になるとさっさと日焼けしに、ビーチへ行くけど、もうお肌が年をとってしまって、大変…。日焼けは良くないわよ…。』と言っていました。ブロンズカラーはセレブっぽくってかっこいいですが、後で泣くのは自分ですよ〜。
出来る限りの防護策をとりたいものです。
とは言っても、こんなお天気の良い日が続けば外でのんびりしたいですよね。であれば、紫外線量の少ない午前中と午後7時以降を目処に…。

さて、話は変わって今日の出来事。
朝から学校、午後はジムで汗だく。スーパーで巻き寿司の材料を買い込み、クリーニングを受け取って帰宅。
自宅にたどり着いた頃には汗だくです。
マヌも毎日仕事の帰り道(徒歩)を汗だくで帰ってきます。男性ってスーツだからかわいそう…。

メキシカンの友達に土曜日のBBQパーティー用にラテンmusicのミックスを作成し、完成したので今日渡しました。気に入ってくれるといいのですが。
しかし、メキシコ人が私にラテンmusicのコレクションを聞いてくれるって嬉しいですね〜。
ある日、彼女の家でパーティーをした時にサルサが流れ、思わず踊りだしてしまったBambina…それを見たエビリンちゃんは「Whatttt----! You must be a LATINA!!!」とビックリ仰天。
それ以来、サルサとかラテン系の集まりには声がかかるようになりました。きっと音楽も仰山持っているのだろうと読んだエビリンちゃんの読みはあ・た・り。
でも、今週のBBQはイタリアに戻るため参加できないので残念。

そして今日の半日は巻き寿司づくりに終始時間を費やす…。
明日でフランス語の2セメスターが終わるので、恒例の持ち寄りパーティー。一人1品ね。
しかし、私のクラスからは誰も参加しない様子…。みんな面倒くさがり屋というか、人見知りというか…。
他は上級クラスの生徒ばかりでフラ語で話すのはちょいとばかりつらいけど、他のおいしい食べ物をいただけるので、楽しみです。

Sheep


Sheep
Originally uploaded by Bambina Geisha.
先日のドライブ途中に撮影。デジカメを持たずに外出してしまって後悔していたとき頭によぎったのが「携帯カメラ」。
持ってて良かった1台です。
Mobile phone Camera takes good photos and you won't miss any shots!

Tuesday, June 21, 2005

Clafoutis di Ciliegie. チェリーでお菓子。

フルーツのおいしい季節です! It's the season for fruits!
チェリーを使ったお菓子はいかがでしょう?簡単なレシピなのですぐに出来ちゃいます。
It is easy! Try it!
材料 ingredience:
チェリー Cherry    … 500g (日本ではいくらするんだろう…)
種をとるのに、オリーブの種取り器具を使っても良いでしょう。
私は持っていないので、仕方なく包丁で1つずつ半分に切って取りました。

混ぜ合わせる材料;
マスカルポーネ Mascalpone … 250g
(ティラミスを作る時に使うクリームチーズ)
たまご Egg    … 3つ
さとう Sugar    … 100g
薄力粉 Flour    … 45g
(イタリア表示は00、スイスではお菓子の絵・写真がついます)
ミルク Milk    … 180cc
しお  Salt    … 少々 a little bit

材料をはかったら、全部まとめてミキサーにかけてまぜるだけ。
あとはチェリーを入れた容器に液体を流し込み、180度のオーブンで40分焼くだけ。
簡単でしょ?

Put Cherries (take out seads) in a plate.
You just need to mix the liquid and pour into the plate. Then put it into a oven and bake for 40mins in 180 degrees.

昨日は、市販のタルト生地を土台にして焼きましたが、ちょっとしつこい味だったので、
素直に焼いた方がおいしかったかも…。

ハイジな時間。Heidi.

夕食のあと、仕事の都合で持って来た車に乗ってドライブへでかけた。
BLONAY方面からずーと山を登り、ぐるーと廻ってVEVEYへもどる40分くらいの道のり。
途中では馬、牛がのんびり牧草を食べていた。すると突然、目の前にフワフワ&まるまるしたものが…。
聞こえるのはハイジの世界…そう、ベルの音。羊がいっぱい!
ちょっと山を登っただけでそこはハイジの世界…。あ〜スイスに暮らして良かったと思うのでした。
 ちなみに、テレビ番組のハイジで使われるヤギの鈴の音、ホルンの音などは実際にスイスで録音された音なんですって。

 It is amazing how easy to get to the HEIDI world... We went to for a sun-set drive after dinner.
We just went up a mountain for 20 mins or so, then we faced to the beautiful view, just like what you saw in the Japanese cartoon HEIDI.
Bambina was so happy to see SHEEPs with bells...

Switzerland is well developed with TRAIN SYSTEMs. You can go almost everywhere by trains.

Monday, June 20, 2005

イタリア/ベルガモ。Bergamo, Italy.


Bergamo.
Originally uploaded by Bambina Geisha.
Bergamo is a very histrical town in Italy.
Ancient(medieval) life and Modern life cross in the town.ベルガモアルタ(旧市街)では歴史と人々が交差します。

おしゃれじゃない?with Colors...


Thie is just a little shop in Bergamo, but it looks somehow fashionable. Actually, if you visit Bergamo Alta, you will be surprised how nice the city is.

普通の八百屋さんが、なぜかおしゃれに見えるのはなぜでしょう…。

A dog in Bergamo Alta.


At a Cafe in Bergamo Alta
Originally uploaded by Bambina Geisha.

Cute dog...ベルガモ旧市街のカフェにて。

Sunday, June 19, 2005

Cheval. ポニーテール。

PICT0008


Did you get the funny ad.? "CHEVAL" in French means HORSE. The woman's hair style is??? Ponny Tale=une queu de cheval!
なぜ女性のポニーテール姿なのでしょうか? 左下にCHEVALという文字があるのが見えますか?
フランス語の『CHEVAL』は『馬』です。
というわけで、ポニーテールにかけて「馬展」という広告。
ポニーテールはフランス語で "une queu de CHEVAL"。
Le Château de Sarraz

A Park. 公園。

PICT0031

A park in Vevey. ヴヴェイのとある公園。

So beautiful... Roses roses roses. バラの入り口がきれいだったのでシャッターを切らずにはいられませんでした。

武士道。BUSHIDO.

PICT0032


"BUSHIDO" exhibition in Morges. 13th MAY- 27th NOVEMBER
There is a train station Morges, next to Lausanne.

モージュ(ローザンヌの隣町)では武士道について特別展示が行われています。
日本のことが紹介されるとあれば、ぜひ行かなくては!
期間は5月13日から11月27日までです。

Web Site;
Château de Morges

Address;
Château de Morges
Musée Militaire Vaudois
Case postale -CH 1110 Morges 1

Friday, June 17, 2005

お洗濯の話。A Story of Laundry.

そう、いつもこの話をしたいと思っていたのですが、ついつい別の話題になっていました。
提案してくださったMiakoさんありがとう。

スイスで暮らす前からスイスには「洗濯の日」といのがある…ことは知っていたので、このお決まりはさほど驚くことではありませんでした。
昨年の秋に2週間ほど暮らしたアパートでは、浴室に洗濯機があったので好きなときにお洗濯ができて良かったのですが、現在のアパートでは2台の洗濯機を19世帯で順番に使っています。
日本では1家に1台の洗濯機は当たり前です。しかし、ここでは環境とコストを考え、集合住宅で暮らす人たちは洗濯機をみんなで使っています。

 1戸建て住宅の人は、もちろん自分専用の洗濯機があります。また、自分の部屋に洗濯機を置くことも可能ですが、基本的にスイスの集合住宅の部屋に洗濯機置き場は存在しません。

PICT0033

 
 上の写真は私たちの暮らすアパートの共有洗濯機です。それぞれの家庭、集合住宅によって新しい機械、古い機械など様々ですが、基本的にたて型で、水の使用量も日本よりはるかに少ないタイプです。
 ドラムの中にギューギューになるまで洗濯物を詰め込みます。
 以前は色物と白い洗濯物を分けていたのですが、色物専用の洗剤を使うと色落ちしないので、今はまとめて洗っています。(もちろん、色物をはじめて洗濯するときは別にしますが。)

 共有の洗濯室には乾燥機、洗濯物干場が用意されているのが基本です。私たちのアパートのシステムでは、料金を前もって専用カードに30フランずつチャージしておきます。1回の料金は「洗いー脱水ー洗いー脱水」の1時間コースが基本的に3フラン程度。ただし、短い時間で済むタイプ等は安くなります。
 乾燥機も基本は3フラン程度。ただし、共有スペースに洗濯物を干して、大きな温風扇風機を使うとタダなんです。

 初めてこの洗濯機を使った時、コンシェルジュ(管理人さん)から説明を受けたのですが、その時の私のイタリア語の能力では理解がむずかしく(フランス語はもってのほか!)、説明書(ドイツ語・フランス語・イタリア語)を隅々まで読み返したものです…。
 ようは、左上の入れ物に洗剤、柔軟剤をいれてダイアルで水温と洗う度合いを調整するだけなんですけどね。他にもいろいろ裏技らしきものがありそうですが、トラブル回避のため、基本的な操作しかしません。

 これまでは週に1度、水曜か木曜の午後5時〜8時までと翌日の朝7時〜午後5時までが我が家の『洗濯の日』だったのですが、なななんと〜次回からは2週間に1度しか使えないようになったのです!!!
 これにはさすがに「スイスの馬鹿やろう!」と言いたくなりました…とほほ。
 
 今までは洗濯をする所帯数とスケジュールがうまくかみ合って、週に1度の順番が廻っていたのですが、
どうやら、新しい住人(スイス人でしょう…)が来るようでそのために転勤族の我が家と、フランス人カップルのシューシャン達がターゲットにされたようです。
 コンシェルジュのマダム曰く、「ごめんなさいね〜。転勤の多いあなた方に我慢して頂くけど。なんせ、ここの住人(分譲で暮らす人、引っ越さない人…という意味)の日付は動かせないから…。シューシャンとはお友達でしょ、二人でうまく洗濯の日を調整してね…。」ですって…。
 
 スイスで暮らす外国人の最初の悩み…それはまぎれもなくこの『洗濯』なのです。
 そして、お友達や同僚をお茶やランチ、ディナーに誘うとします。
 するとこんな返答もここスイスでは通用するのです。その返答とは…
 「あ~、行きたいけど今日は洗濯の日なんだ。ごめん。」
 こんな返答を日本(ほかの国でも)でしようものなら、ひんしゅくもの…ですが、洗濯をする日が決まっていて、厳格にそのルールが守られているこの国ではこれもOKなのです。
 
 中には週に1度、お昼の12時半から13時までしか洗濯のできる日がない!という決まりの人もいるんです。仕事をしている独身の人はかなりつらい…はずです。

 さて、この洗濯問題を解決すべく、我が家では大きめのバケツと洗濯物干し(折りたたみ式でつかいやすいですよ。)を購入し、手洗い洗濯を慣行することにしました。
 タオルなどの大きなものは洗濯機に頼りますが、下着や仕事用のYシャツくらいは手洗いの方が汚れを落としやすいと思います。
 おそらく同じように洗濯の日が2週間に1回になってしまったフランス人カップルも困っているでしょうから、お互い時間と日付を相談して助け合いますよ!

 「1家に1台洗濯機」が当たり前の日本ではスイスの「洗濯ルール」が奇妙に思えるかもしれませんが、
ある意味、環境にやさしい方法だと思います。
 みんながきちんとルールを守れる環境が整っているスイスの良さを反映していとも思えます。
 
 「郷に入っては郷に従え。」のことわざのとおり、自分のスタンダード(標準)を柔軟に変化させることが「海外らいふ」を快適に過ごす秘訣と思うのですが、皆さんどう思います?
 
 

Wednesday, June 15, 2005

お客様です。Our Guest.

半年ぶりの再会。彼女と初めて会ったのは、2004年の11月。スイス人の旦那様を持つ、パキスタンの女性。彼女はとても知的でいてチャーミング。彼女の旦那様も笑顔の素敵な男性です。
お二人とは神戸の地で仲良くなり、とあるワインバーで「アマローネ」(ちなみに1本4万円…)を飲み干した仲間です。
ある時は、彼女のパキスタン料理をごちそうになり、ある時は素敵なレストランでディナーを楽しんだりと、短い時間でともて仲良くなりました。
今回、パキスタン人の彼女は仕事の都合でヴヴェイに来ているので、我が家のディナーにご招待しました。
残念ながら旦那様は日本で居残りです。
神戸で知り合い、スイスで再会…。いろいろな国を訪れるようになって、ますます人とのつながりがどれだけ素晴らしいものか実感しています。

彼女を招いての我が家のディナーをご紹介しましょう。(写真撮るの忘れました…。)

1.自家製ジェノベーゼペスト&リングイーネパスタ
2.ギリシャ風サラダ
3.ズッキーニと牛ひき肉のオーブン焼き
4.ツナ&ベジタブル炊き込みピラフ
5.アフォガート(バニラアイスにエスプレッソソースをかけます。)

彼女は今晩のレシピを教えて欲しいとまで言ってくれました。嬉しいです…。
実は、私も彼女にパキスタン料理のレシピを伝授してもらったので、そのお礼にレシピを作ります。

今、こうしていろいろな国の人たちと出会っている私の国際交流の原点は、小学校時代にさかのぼります。
一番最初の想い出は7歳の時に同じクラスに転校してきたフランス人と日本人のハーフの女の子。
髪の色、着ている洋服のセンスなど当時の私にとっては興味惹かれる存在の彼女でした。
家ではフランス語、外では日本語、という彼女の生活に「いいな〜」と憧れを抱いたものです。
初めて彼女の家を訪れたとき、フランス人のお父様と初対面。「ボンジュール」と言えたことが嬉しかったことを覚えています。
お家の香りも日本の家庭の香りと違っていました。
その彼女とは中学校まで一緒でした。その後の彼女の消息はフランスへ戻った…ということだけを聞いていました。が、私がアメリカ留学から戻った6年前に、道ばたでばったり。彼女もフランスから日本へ戻って来ていたのでした。
その後、時々道ばたやブティック、カフェでも偶然に会うことがあり、再会できて嬉しかった想い出があります。

もう1つ大切な友達の想い出。それは韓国からやって来た女の子。
小学校3年生の時に彼女とは出会いました。当時の彼女の日本語はカタコトだったのですが、あっという間に私たちと博多弁で話をするようになりました。
成績も常に上位で理系にとても強い女の子でした。アートのセンスもずば抜けていて、一目置く存在でしたね…。
その後彼女とは中学2年まで一緒でした。別れの時は突然やってきました…。中学2年の修了式当日、彼女から「今日で韓国に戻るから…」と言われたのです。
その時はとても悲しくて悲しくて、もう2度と会えないとしか思えませんでした。
でも、彼女は「最後じゃないから…」と言って韓国へ戻っていきました。
それからは頻繁に手紙をやりとり。当時はE-mailなんてありませんからね…。
それから約1年半後に、彼女はアメリカへ引っ越しました。高校を卒業した私は彼女を訪ね、初アメリカの旅に出掛けたのです。
当時は何もかもが刺激的で、アメリカの公立高校で他のネイティブと対等に勉強している彼女を見て、ますます尊敬したものです。
その翌年、彼女がアメリカから韓国に引っ越すということを聞き、引っ越しの手伝いという名目で再びアメリカへ。一緒に韓国まで戻って、ソウルの街を楽しんだ想い出もあります。
その後は数年のブランクがありましたが、再び再会を果たしたのは5年前。そしてその3年後に再び韓国で再会…と、彼女が言った「最後じゃないから…」の意味が何だったのかを実感しました。
そして今、彼女は私の結婚式に参列するためにスケジュールの調整をしてくれています。

出会いがあれば、別れがある…というフレーズがありますが、私はこう付け加えたいです…。

「出会いがあれば、別れがある。別れがあるから、再会がある。」

Monday, June 13, 2005

月曜日です。Monday.

週末は木曜からイタリアへ戻り、マヌパパのお見舞いと私たちの挙式準備で大忙しでした。
挙式の日付が決定したのは日曜の午後。あと1ヶ月半しかありません。その間で、普通なら半年から1年か けてする準備をぜ〜んぶやります。
 かなりマイペースでお気楽な私たちも、ようやく本腰をいれました。これからは毎週末ごとにイタリアへ 行くことになります…。とほほ。
 夏はスイスでのんびり!なんて思っていた淡い思いは…どうやらおあずけのようです。

 さて、週明けの今日、Bambinaはヴヴェイの皮膚科のお医者さんを訪ねました。
別になにか病気だとかということではないのですが、顔のシミや足にある黒いモール(あざというか、なん
というか…)など調べてもらいなさい、とマヌが予約を入れてくれていました。
 先生はおそらく70歳を過ぎているかとおもわれる紳士な先生でした。お顔は石けんで洗って、あまりオ
イルっぽいものは顔に塗らないこと…と言われました。一緒に処方してくれたのはTゾーンに塗るお薬。夜
だけ使うのだそうです。
 診療は短時間だったのですが、その後の先生とのおしゃべりが楽しかったです。
20年ほど前に皮膚科の会議で東京・横浜へ行き、京都にも行かれたそうです。ただ、英語を話せる人がい
なくて、道に迷った時に大変だったとも言われていました。

 その後、話はさらに「スイス人で日本に10年住んだ人が書いた本があって、面白いから読んでみなさ
い。」 とすすめられました。筆者はBouvier。『Japon Japonais』というフランス語題。
  簡単にお話してくださった内容は、筆者のスイス人が最初の半年は何も日本語、日本文化が分からなかっ
たけれど、2、3年すると言葉も分かるようになって日 本の生活が楽になった。そして、最後の10年が
過ぎた時、結局は日本のことがなにも理解できなかった…という内容だとか。
  確かに、日本という国を理解するには一生かかるかもしれない…と日本人ではあるけど、Bambinaはふと
納得するのでした。
 
【日本語訳を見つけました。:Nicolas Bouvier/ニコラ ブーヴィエ】
 『日本の原像を求めて』

 そしてさらに私たちの話は60年前の先生のお知り合いの話へ。
  第2次世界大戦中にスイスの日本大使館にいらっしゃったという「NOBORU MORIYAMA」さんはどうしているのかな…とおっしゃたのです。その大使館員のお子さんは当時6歳でフランス語も何も分からずにスイスにやって来たけ れど、翌年には飛び級をするくらいに優秀なお子さんだったとか。
 ただ、大戦が終わった後にそのご家族がどなったのかは分からない…とおっしゃいました。
 60年経った今でも、名前と家族のことなどハッキリ覚えていらっしゃることを考えると、おそらく
親交が深くおありだったと感じます。

 何か力になれるといいのですが…。

 実は、Bambinaはこれまでいろいろなスイスのクリニックを訪れたのですが、どの先生方も日本に対して
何らかの素敵な思い出をお持ちでいらっしゃるんです。
 ある先生は、「学生時代のガールフレンドが日本人だった」とか「旅行で訪れた京都がとてもすばらしかった」とか…。
 そういえば、ニューヨークからイタリアへ向かう時に飛行機内の座席がとなりどうしになった78歳のイタリア系アメリカ人の男性がある素敵なお話をしてくださったことがあります。
 第2次世界大戦後のGHQ指揮下で日本に駐留していた時、ある田舎町へ出掛けたその男性は反対側を歩いていた日本人の女性に一目惚れをしたそうです。
 そしてそのまま彼女の行く先までついていったそうで…。その行き先は歯医者さん。
 彼女を見たいがためについて来た男性は、虫歯なんてなかったけれど歯医者さんの入り口をくぐり…。
 幸運にも、その歯医者さんは英語の出来る方だったそうで、一目惚れがきっかけでその歯医者さんとは家族ぐるみで仲良しになったそうです。
 一目惚れをした相手の女性はその歯医者さんの娘さん。その男性は、歯医者さんの家族を訪ねるたびにドキドキしていたそうです。
 
 そして、一番印象に残っている…という話をしてくれました。
「大好きだった娘さんがテーブルでリンゴをむいている姿がとても美しかった…。」

 結局は駐留期限が切れてアメリカへ戻ることになったそうですが、何十年経った今でも、彼女のことを思い出すそうです。
 そして、その淡い想い出は、機内で私に会うまで誰にも話したことがなかったそうです。
 お話をされる間のこの男性の表情は、おだやかで優しいかったな…とBambinaは今でも覚えています。
 
 きっと、人間って年をとっても、素敵な想い出がある限り、いつまでも輝いていられるのでしょうね。

Wednesday, June 08, 2005

ジェノベーゼ。Pesto Genovese.

夕食にはカレーを作ったのですが、Manuが転勤する同僚と一杯飲んで来ると電話があったので待っている間に「ペストジェノベーゼ」を作りました。Manuファミリーが出してくれた「パスタ・ジェノベーゼ」がおいしくて、それ以来ジェノベーゼパスタのと・り・こ。
神戸に滞在していた時、Manu姉夫婦が日本へやって来たのですが、その時のおみやげも「手作りペストジェノベーゼ」でした。冷凍したものを保冷袋に入れ、はるばるイタリアから日本に持って来てくれたのです。
これぞまさしく「イタリア直輸入の手作りジェノベーゼ!」

今回はManu姉のレシピとレシピサイトで見つけたものを参考にしながら作ってみました。
"Pest Genovese"
材料:
バジルの葉…30枚くらい
パルメザンチーズ…大さじ2杯分くらい
ペコリーノ…大さじ2杯分くらい(今回初めてこのチーズを買いました。)
松の実…ティースプーン2杯分くらい
ガーリック…1片
オリーブオイル…コップ1杯分くらい(我が家のオリーブオイルは"TERRAE")
塩…お好み

  1. バジルはさっと洗って、ちょっと乾燥させる。
  2. バジル、ガーリック、オリーブオイルをミキサーにかける。
  3. パルメザンチーズとペコリーノも加えさらに細かくミキサーにかける。
  4. 最後に松の実を入れ、再びミキサーにかける。
  5. 塩はお好みで分量を調整してミキサーに一緒にかけてください。


genovese
今回はペストがよく絡むようにショートでねじれのあるパスタにしました。


現在、我が家ではイタリアのお姉ちゃん達からもらったバジルの植木を可愛がっています。

Monday, June 06, 2005

ナンシーの誕生日。Nance's birthday party.

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チャ イニーズアメリカンのナンシーのバースデーパーティー。今回のパーティー、本人には内緒で企画。サプライズパーティでした。場所はローザンヌの 「PUR」。イタリア料理がメインで、味はなかなか良かったです!ボリュームもたっぷり。ワインのセレクションもGood!このレストランにはイタリア人 のスタッフがいるので私たちの席ではイタリアにいるかのような雰囲気に!
We had a surprise birthday party for Nance @ "PUR" in Lausanne. Foods and wines were good. Their DOLCEs were quite impressive, too!

このレストランのオーナーはイタリア人。この「PUR」の他にも2店舗を経営しているそうです。「PUR」のインフォメーションは下のリンクから。
The Italian owner runs 2 more restaurants in Lausanne and Morge.

Link: Restaurant "PUR" in Lausanne

Friday, June 03, 2005

金曜日。Friday.

PICT0002

金曜日のヴヴェイ、レマン湖畔。Bambinaの学校の前にある広場はいつもきれいなお花でいっぱいです。
@ Lake Leman in Vevey. This place is always filled with many flowers.





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さくらんぼの木にとまっている鳥…。でもこれは作り物です。
This bird is always on top of a cherry tree. It is a fake bird!

フランス語。French.

French.
Bambinaのフランス語スクールの仲間。Class-mates.


4月から始まったこのクラスにはタイ、ベトナム、メキシコ、イラク、ハンガリー、ブラジル、日本、ハンガリーそしてスペインと国際色豊かで、ディスカッションともなれば熱いバトルが繰り広げられる情熱のあるクラスです。

Bambina's French course started in April. They are from Thai, Vietnam, Mexico, Iraq, Hungary, Brazil, Japan and Spain. They really enjoy this class and the teacher is really great!

現在、夏のフランス語集中講座の募集中だそうです。7月に4週間開講されます。
興味のある方はこちらをご参考ください。なお、フランス語の説明のみです。

The school will have summer intensive course in July for 4weeks. If you are interested in it, click here.

Thursday, June 02, 2005

ビール祭り!La fête de la Bière!

ビール好きの皆様〜お待たせしました!今年もビールの美味しい季節になりましたね〜。
というわけで、本日のイベントご紹介はローザンヌ/Ouchyのビール祭りです。
Yeah! This is the season for BEERS! Come around and have some beers in Switzerland!
A beer festival has started from today in Ouchy-Lausanne.

6月2日(あ、今日からだ…)5日まで開かれるこのビール祭りではヨーロッパ、南米などの様々なビール(新聞広告では200種類って書いてあったような…)が用意され、またビールとともに様々なジャンルの音楽ライブもあります!
You can enjoy many kinds of beers at the festival and live music shows!

個人的には明日、金曜日のライブ(20H、22H)にとっても行きたいのです!!!
出演予定はTamuera(Latin-rock)とBotanical Roots Band(Reggae)です。
We would love to go to see live shows tomorrow! There are a Latin-rock band and a Reggae band for tomorrow night!

詳しい内容はこちらから↓/Details are following.

★★★スイス旅情報★★★Tips for your trip in Switzerland

-La fête de la Bière-

オフィシャルサイト/Official site:
  • Fete de la Biere

  • whatsonwhen.com:英語でいろいろな国のイベントを紹介しているサイト。
    You can find all events from all over the world in English!
  • whatsonwhen.com
  • 解決!It worked!

    皆さま、早速「見れました!」メールありがとうございます。
    実は昨日、何名かの方には以前の [ 『スイスで暮らすイタリア人と日本人より〜La Felice Vita〜http://felicefelice.blogspot.comを見れるようにする解決方法をいくつかメールしていました。
    そしたら次の要領で操作してもらったところ、皆さんの見れなかったブログが表示できたということです!
    要領は:
    ブラウザー起動時にツールバーの 「表示」 => 「エンコード」 => 「Unicode」を選択。
    で完了です。
    私の使っているBloggerはたくさんの言語サポートをしているので、表示するエンコードを作成時に指定しているのですが、おそらく私が作成中に「Unicode」だったものを「日本語JIS」に変えて、その後再び「Unicode」に変更したのが原因かな…。便宜上、私のブログでは常に"Unicode"で表示させるようにしています。

    「ブログが見れない」連絡をくださった皆さま、ご協力ありがとうございました。
     今後とも、Bambina&Manuのブログをよろしくお願いいたします。"(_ _)"

    Thanks for your mails letting us know that the new blog-site is working!
    We found out that there was a way to resolve the problem, how to show the site "La Felice Vita"http://felicefelice.blogspot.com
    [Tool]bar - [Encode] - choose [Unicode]
    That's it!
    Anyway, we really appreciate all you mailed us about the blog problem.
    We hope you will also stay with our new site!

    解決したかしら?Does it Help?

    オリジナル版のLa Felice Vitaが表示されないという苦情が増えたので、
    新しくサイトを作り直してみました。みなさん、今回はどうでしょう?
    Hi, eveyone! People who had a problem with our origina La Felice Vita, can you see this new site?
    Let us know!

    Wednesday, June 01, 2005

    日本食材店「みかど」JAPANESE FOOD SHOP "MIKADO"

    Mikado
    こころよくシャッターを押させて頂き、ありがとうございました。

    "Mikado" is a Bambina's regular spot when she goes to Lausanne. "Mikado" has good selection of Japanese foods and they also make take-out SUSHI menus.They will make some party-plats as well.

    ローザンヌの日本食品店「みかど」さんはBambinaがカイロプラクティックの帰り道に立ち寄るお店です。
    数ヶ月前、カイロプラクティックの場所を探していたBambinaは知らない道に迷い込み、そこで発見したのが「みかど」さんでした。
    餃子の皮、納豆をはじめほとんどの基本的な材料はここで買っています。
    他にも日本食材店があることを聞いていますが、ローザンヌへ足を運ぶ機会がそんなに多くないので、いつも知っている「みかど」さんにお世話になっています。

    Spécialités japonaises Mikado-日本食品店『みかど』
    Rue de la Grotte 8 - 1003 Lausanne
    Tel. 021-311-69-63